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今年の流行語の候補として「偽善」をあげることにする。
今回、その例として「iPhone3G」について書いてみたい。ご存じのように、iPhone3Gはアメリカのアップルという会社が発売する携帯電話の新機種である。 「3G」となってから、やっと日本でもソフトバンクモバイルから販売されることになり、それを喜ぶ消費者もかなりのいるであろう。
なにを隠そう、私本人もそのうちの1人なのだが、残念ながら2年間の縛りで使用中の機種を来年の2月まで使い続けなければならない。そのため、iPhone3Gを使うことはあきらめることにした。
iPhone3Gの発表会では、世界中で1台199ドル程度でと販売するということであった。 日本においては、実質2万3千円程度での価格になるというのだが、でもこれってiPhone3G本体を2万3千円で買えるわけではないのですよね。
ソフトバンクモバイルのホームページには、こう書かれています。
〜8GBモデルが実質約23,000円、月々960円で購入可能。さらに月額5,985円でパケット通信し放題に〜
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2008/20080623_02/index.html
この見出しこそ「偽善」と言うにふさわしいのではないですか。といっても、ソフトバンクモバイルに対しては、今までと何ら変わらない販売方法であり、文句を言いたいわけではないのです。 どちらかといえば、アップルの発表会では、199ドルで発売すると明言したスティーブ・ジョブスに対して物言いしたいわけです。
日本で実際にiPhone3G本体を自分のものにするためには数々の条件があります。
まず、ソフトバンクショップ(直営店)で新規契約・新スーパーボーナスで購入する。
24回の分割払いを例にすると
8Gバイトモデル分割払い金額 2880円×24カ月 = 69,120円
これを現金一括で、購入するとしても6万円以上の価格になるのではないでしょうか。でも、こんな価格で販売するのって、199ドルで販売するといった、スティーブジョブスの発言は、嘘になってしまいました。
ソフトバンクモバイルで、新・スーパーボーナスで分割購入すれば、月々1,920円×24カ月の46,080円が特別割引として差し引かれ、月々960円×24カ月=23,040円
結果的に、23,040円でiPhone3Gを購入できるということなのです。
しかし、特別割引を受けるためには
ホワイトプラン(i)基本使用料
980円 パケット定額フル 定額料 5,985円 S!ベーシックパック(i)基本料 315円 計
7,280円の料金を支払いつづけなければなりません。
ですから、iPhone3Gを世界中で199ドルに近い価格で買えるというのは間違いであり嘘であります。
海外では基本的に携帯本体の購入と、通信サービスの加入とは別になっているのが普通です。 ですから、アメリカにおいても普通にiPhone3Gは199ドルで購入できるのではないかと思うのですが、日本においてはどちらにしても199ドルに近い金額で、iPhone3Gを購入することは不可能なのです。
ソフトバンクは199ドルの商品を、6万円以上で販売するってことになりますよね。
スティーブ・ジョブズさん、これってどう思います?
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