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公務員も意識を変えることが必要
橋下知事が何度も言っていた、「収入の範囲で予算を組む」
これが、いちばん基本的な考えであるということは、だれも否定はしないと思う。 決まった収入しかないのであれば、その中で使うお金をどのように振り分けるかを考えねばなりません。
今回、給与や退職金のカットが盛り込まれていますが、これも仕方のないこと。 自治体でも国でも、それにたずさわる人たちの仕事とは、国民や住民へのサービスを行うために雇用されているのです。
納税という義務を果たし、サービスを受けるという権利のためであって、けっして公務員の給与を支払うことが目的ではないのです。
給与については「常識的な生活」が出来なくなるほどのカットをしろというわけではありません。しかし、雇用時に取り決められたからといって未来永劫にそれが守られるという錯覚を持つことは間違いであると認識するべきです。
賞与は本来、業績に応じて支払われるのが基本のはず。民間においては個人がすばらしい成績をあげても、企業全体の業績が悪ければ個人に対しての賞与は増やすことは出来ません。それどころか、不況時には賞与が大幅にカットされたり、まったく出ないという現実もありました。 ですから多くの民間の労働者は、よほど安定した企業でない限りは、「賞与」をあてにしたローンを組んだりはできないと実感し、「収入に見合った生活をすること」を余儀なくされたのです。
こんなことを言うと、「民間と公務員は違う」という声があがります。
しかし、公務員であってもこれだけは考えなければなりません。 「公務員は個人としての立場とともに、自治体を構成する一員」であることを自覚しなければなりません。
少し前にはこんなこと言葉をよく聞きました「自分は歯車のひとつでしかない」 これは、自分を卑下(自分を劣ったものとしていやしめること)するような意味合いで使われていましたが、しかし例え小さな歯車であっても、きちんと動かなければ全体に悪影響を及ぼしてしまうのです。
自動車で考えて見ましょう。それぞれの部品は多くの下請け業者によって作られています。そして、どんな小さな部品であっても、最高の品質の製品を作ろうと多くの人たちは努力しているのです。それは、製品に対してのプライドもありますし、不良品を作ってしまえば自動車を走らせることも出来なくなるかもしれませんし、走行することに関係ない製品であっても、消費者に評判が悪ければ売り上げにも影響してくるのです。
部品を製造する人たちは、自分達の作った部品で作られた自動車がたくさん売れることを望んでいます。 そうすれば、結果的に自分達の懐も潤ってくるからです。
今までは、与えられた仕事を忠実に遂行することだけを考えれば良かったのです。 しかし今となっては、それはだけでは駄目なのです。どんな職種の人たちでも、給与を増やすにはどうすれば良いかを考えるのです。そのためには、自治体の財布の中身まで気にする必要があります。 自治体の財布の中身を増やすにはどうすれば良いかを考えるのです。ただし、返済できる見込みのない借金をして、見かけ上の財布の中を増やすことは許されません。
無駄なお金を使うことを控え、税収を増やすことを考えねばなりません。ただし、短絡的に住民や企業から高い税金をとればいいのではなく、住民や企業の財布の中身を増やす方法を考えるべきです。住民や企業の収入が増えれば、自然に税収も増えます。そのためには何をする必要があるかを考えるのです。
自治体は企業誘致にも力を入れなければなりません、その地方に進出するメリットを与えることが必要です。 新規進出企業に対しての地方税率の優遇や、税収を見込める進出企業への補助金の交付は積極的に行うべきです。 このようなことは、自治体としてはやってはいますが、その自治体の一員である末端の職員であっても、日ごろから興味をもち、いろいろなアイデアを考えることにより、全体のレベルが上昇するのです。
公務員であっても、民間と同じような感覚を持つことがこれからは必要なのです
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